古代から存在したうちわ

夏の暑い時期に暑さをしのぐために使われる道具といえば、クーラーや扇風機、うちわなどがありますが、中でも一番シンプルで、いつでもどこでも使うことができるのはやっぱりうちわでしょう。

空調設備がいくら整っていても、うちわはまだどの家庭にも一つくらいは常備されているものではないでしょうか。

仰ぐためだけに作られたのがまるっきりわかるような、これ以上ないほど削ぎ落とされた形状をしていますよね。

ですから、うちわは時代をどこまでもさかのぼっても、今とほとんど同じ形をしていたようです。

一番古いうちわは、古代中国や古代エジプトから既にあったらしいのですが、日本では弥生、古墳時代から使われていたことがわかっているそうです。

その頃のうちわは木製の他、鳥の毛や獣毛、蒲葵(びろう)と呼ばれるヤシ科の樹木や芭蕉の葉などを使って作られていて、サイズも大きく柄の長い形をしていたのだとか。

風を送るためというよりは、どちらかというと権威の象徴とか威儀具などとして用いられていたちょっと特別な道具だったといいます。

庶民が気軽に使える身近な現代のうちわとは、その点で異なるようですね。

ちなみにうちわの使用法の移り変わりは『そこにうちわがあるから』というサイト(http://bestantivirusnow.com/)で詳しく説明されています、興味のある方はご覧ください。